電話でのお問い合わせはTEL.055-979-0192
〒419-0123 静岡県田方郡函南町間宮451
インボイス登録番号:T6080105002317
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体調の悪いときは、診察時間内に診察を受けましょう。 やむを得ず時間外になる場合は、 電話連絡の上で、昼間に来院してください。 |
常位胎盤早期剥離の症状 |
まだ赤ちゃんが子宮の中にいるのに、胎盤が子宮からはがれ始めてしまう病気です。 妊娠高血圧症候群の合併症でおこることもあれば、原因不明の事もあります。 症状は腹痛です。強いこともあれば、弱いこともあり、お腹が板のように硬くなります。 出血を伴うこともあります。胎動は回数が少なくなったり、なくなってしまいます。 気分が悪くなったり、吐き気が出ることもあるのでおかしいと思ったら必ず診察を受けましょう |
前置胎盤の症状 |
生理2日日以上の鮮血の大量の出血(痛みを伴わないことも あり) |
切迫流産・早産の症状 |
30秒以上続くお腹の張りが頻回にあり、安静にしていても 治らない。少量の出血を伴う事もある。 妊娠22~36週までのお産を早産といいます。 おなかの張り、下腹部痛、出血、破水感などの症状があります。 おなかの張りを感じたら、まず安静にしましょう。それでも一日6回以上の張りやその他の症状を伴うときは、 すぐ連絡、診察を受けましょう。 切迫早産の時は、安静が一番です。必要に応じて、張り止めの内服薬を飲んだり、入院し点滴を行います。 |
前期破水の症状 |
膣から水の様なものが流れてくる。排尿後、安静にしていてもパットが濡れる。 |
38.0℃以上の発熱 |
風邪に伴うものの他に、破水や腎盂炎など感染による原因も考えられます。 |
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☆妊娠中毒症 | ||||
高血圧・たんぱく尿が主な症状です。急にむくみがひどくなったり、血圧の上昇で 頭痛・目のちらつきが出ることもあります。悪化すると早産や死産の原因となるばかり ではなく、ときには母体の生命もおびやかすようになります。 予防には、睡眠・休養を十分にとり、過労を避け、適正な体重増加(太り過ぎない) を心掛けましょう。 |
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※おりもの | ||||
妊娠中にホルモンの影響でおりものが増えるのは、生理的な ことですが、次のようなおりものや症状がある場合は、膣炎の 可能性があるので外来受診をしましょう。
腔炎を起こしている時には、夫婦生活はやめて、完全に治る まで根気よく治療を行いましょう。同時にパートナーの治療も 大切になります。 |
貧血検査[Hb g/dl・Hbとはヘモグロビン(血色素)のこと] |
初期・中期・後期の3回、検査を行います。妊娠中の正常値は11.0g/dl以上です。 貧血の時には数値により、食事指導・内服薬・注射で治療します。 |
梅毒検査 |
梅毒に感染していると、病原菌が胎盤を通して赤ちゃんに感染する可能性があり、 流産、早産や死産・先天性梅毒になる恐れがあります。そのため、妊娠初期に 検査を行い、陽性の場合は早期治療が必要になります。 |
B型・C型肝炎 |
血液中にB型・C型肝炎を起こすウィルスを持っていないかどうか調べます。 ・B型肝炎陽性の時は、母子感染予防のため、出産後赤ちゃんにワクチンを接種します。 |
ALT(成人T細胞白血病・リンパ腫) |
ATLは、主に血液中のリンパ球の中にいるウイルスによっておこる白血病の一種で、 主に40歳以上の成人に発病するといわれています。 母乳の中にもリンパ球があるため、授乳することで母子感染を起こすと言われており 検査が必要になります。当院では、ATL陽性の時は、母乳の授乳を行っていません。 前回妊娠時の検査結果の記録がある方は、検診時お持ちください。 |
HIV(ヒト免疫不全ウイルス・エイズ) |
HIVに感染している場合、妊娠中から出産まで、母子管理が大切になるため、 専門病院での治療を受けていただきます。 |
不規則性抗体 |
お母さんが血液中に「不規則性抗体」を持っていると、この抗体によって赤ちゃんの 血液が壊されて、赤ちゃんの健康を損なう危険性があります。(胎児新生児溶血性疾患) |
血糖値 |
妊娠糖尿病を早期発見するためです。ときには糖尿病になっているのを知らないまま妊娠する場合 があります。お母さんが高血糖となれば赤ちゃんも高血糖となり、妊娠高血圧症候群や羊水過多、 先天奇形や巨大児になることがあります。 |
風疹抗体 |
風疹抗体を持たない方が、妊娠初期に感染すると、胎児が先天性風疹症候群になりやすいです。 その場合、流産・早産を引き起こしたり、児に障害を起こすことがあります。抗体価が16倍以下が 陰性です。妊娠初期は特に感染予防に努めましょう。 次回妊娠に備え 産後にワクチンを接種しましょう。 |
GBS |
GBSとは、B群溶連菌の事をいいます。5~20%の人の直腸や肛門などに存在している菌です。 一般にGBSがいても健康に害が少なく自覚症状もほとんどありません。 しかし、膣にGBSを持っている人がそのまま出産すると、産道で赤ちゃんに感染することがあります。 感染を受けた100人に1人位は、肺炎や敗血症、髄膜炎など重い病気になることがあります。 当院では、赤ちゃんへの感染予防のため出産時に抗生剤(ペニシリン系)の点滴をします。 *薬などでアレルギーのある方はご相談ください。 |