函南町の婦人科クリニック
三島マタニティクリニック

妊娠中の食事と生活

肥満	妊娠中は皮下脂肪を蓄え太りやすくなります、体重の増えすぎは妊娠高血圧症候群や難産につながる場合があります。塩分、糖分、水分の摂りすぎに注意しましょう。果物、スナック菓子・動物性脂肪のとりすぎに注意しましょう
便秘	妊娠中は子宮が大きくなって腸が圧迫されたり、ホルモンなどの関係で便秘しやすくなります。 適度な水分と食物繊維を多く含む食品をとりましょう（野菜・イモ類・こんにゃく・寒天）
貧血	貧血を防ぐために良質のたんぱく質、鉄、ビタミンなどを多く含む食品を摂りましょう。 （卵、肉類、レバー、魚介類、大豆類、緑黄色野菜、果物、海草）
葉酸	胎児の二分脊椎などの神経管閉鎖障害の発生を減らすために葉酸を摂りましょう （ほうれん草、ブロッコリー、イチゴ、納豆）
カルシウム	妊娠中の足のつり、 静脈瘤の予防、赤ちゃんの歯をじょうぶにするためにカルシウムを摂りましょう （牛乳・小魚・小松菜）
虫歯 歯周病	むし歯や、歯周病は妊娠中に悪くなりやすいので、歯みがきをしっかりしましょう。 歯の健診を受けましょう
飲酒	アルコールは胎盤を通過しやすく胎児の発育に影響を及ぼします。 飲酒はしないようにしましょう
たばこ	妊娠中の喫煙は胎児の発育を遅延させます。妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙は乳幼児突然死症候群 （SIDS)と関係することがあります。喫煙はしないようにしましょう。

妊娠中からはじめるオッパイの自己管理について

母乳は赤ちゃんにとって最高の贈り物です。栄養面でも、赤ちゃんとのふれあいという意味でも母乳には
すぐれたところがたくさんあります。
母乳育児をよりスムーズにスタートさせるためにも妊娠１６週に入ったら乳頭ケアを始めましょう。



乳頭・乳輪ケア
オッパイをじょうずに飲ませるためには、乳頭・乳輪が柔らかく、伸びのいいのがポイントです。
乳頭・乳輪が耳たぶより固い人は、ケアをしていきましょう。
また、皮膚をきたえる為、入浴時やさしく洗いましょう。

但し、オッパイのケアの刺激により、子宮収縮を起こすこともあるので
ケア中にお腹が張るときは一時中止してください。
また、切迫流・早産で、医師から薬を処方してもらっている方や
安静といわれている方はしばらく中止してください。